谷田式購買監査 第1回 購買監査とは

診療報酬の引き下げや施設基準の細分化は、病院にとって収益機会の縮小を意味します。収益の伸びを期待することが困難となった医療機関にとって、費用の適正化は生命線ともいえるでしょう。医療機関における費用構造の改善をはかるにあたって、材料費や委託関連費用、あるいは高額医療機器に関する費用といった外部購入費のコントロールがもっとも 効率的な手法であるとわれわれは考えています。もちろん職員全てで取り組むコスト削減も大事です。しかし、相当の時間を要することも現実です。今日の医療 機関の経営においては時間も大切な資源なのです。

購買において、手続きだけを重視する あまり、高価な購入あるいは値段だけを競争させ粗悪な購入になっていたりする場合があります。このような従来の慣例に従うだけの購入について、大きな損失 に結びつく買い方をしてはいないでしょうか。われわれはこれまで携わってきた数多くのコンサルティングの実績を踏まえ、医療機関の購買プロセス、購買契約 そして購買交渉について、第三者の視点から妥当性や合理性を評価します。(谷田)

○次回は「購買監査の効果」について取り上げます。

(2007年8月7日)